伝えるための道筋

おはようございます!

最近は本を読む時間が少し作れていなくて、活字を渇望する毎日でございます。

読書は最も手軽で安価なインナー&ワールドトリップ。

本を読むだけで生活できたらいいのになぁ(笑)

さてさて、そんな夢物語はさっさと切り捨てて更新を進めてまいりましょう!

本日は「伝える」ための道筋というタイトルでございます。

ま、「道筋」なんて書くと大袈裟になってしまうのですが、僕がスキー教師としてお客様に「何か」をお伝えする際に、基本として設定していることを書いてみようかなと思った次第でございます。

上にも書きましたが、最近は本を読む時間がなかなか作れておりませんでしたので、何度も読み返したい本の世界には浸らず、まるっきり新しいジャンルの本を読むようにしているんですね。

で、その中でもハマっているのが「広告」というクリエイティブな分野の本なのですが、最近、かなり面白い本に出合ったんです。

その本は

アイデアの発見 杉山恒太郎が目撃した、世界を変えた広告50選

という本でして、 広告を通して時代の移り変わりや世界の動きを見ていくという、読み物として面白い本なんです。

で、この本からはいろいろと紹介したい部分があるのですが、それはおいおいするとして、今日はとりあえず僕が感銘を受けた言葉だけでも紹介させていただきたいなと。

それは、「広告」というものがどのように人々に受け入れられ、そして拡散していくのかというところを解説した中にあった言葉でして、

「理解からその先の説得、そして納得へ。」

というものなんです。

これねぇ、読んだ時ガツーン!きましたね。

実はこれ、スキーのレッスンをしているときはもちろんのこと、僕が何かを人に伝えるときに心掛けていたことなのですが、正直、これほど明確な言葉として持ってはいなかったんですね。

伝えるための道筋としてなんとなく持ってはいたのですが、これを読んだ時に「これー!!!」と声を出してしまったほどにまさに「腑に落ちた」ものだったんです。

技術的なことやその理屈にたいして、「頭では理解できる」という段階で終わらずに、身体の動きをともなって「なるほど、そういうことか」と納得してもらうために説得(現場では「説明」という言葉の方が正しいですね)する。

ここまでお客様にお伝えして初めて次に進んでいくことができる。

もちろん、直感的な言葉や動きで「時間をかけずに伝える」という方法論もありますし、そうやってお伝えした方がいいお客様もいらっしゃいます。

なので、どちらがいい悪いという比較ではなく、基本的なスタンスとして僕は「理解→説得→納得」という道順を設定しているんです。その方が僕自身も「納得」するので。

たぶん、これは僕自身が何かを学ぶときにそうじゃないと納得しないからだと思うのですが、ともあれ、言葉を尽くすことを怠らずに、誠心誠意、お客様が納得するまでお伝えするということを忘れずに進んでいきたいと思う次第でございます。

日々勉強。

学べることは幸せなことですね(^^)

それではまたお目にかかります♪

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