動いていないのは、動いているから。

こんにちは!

なんだか久しぶりのブログとなってしまいました。

書く時間はそれなりにあるはずなのですが、悪い癖で、一度何かに集中してしまうとそれが一段落するまでは他のことに気が回らないというロースペックでございまして、こうして久しぶりの更新となった次第でございます。

そうなると必然的にアクセス数は落ちていくのですが、先日にインサイトをチェックしておりますと、なんと嬉しいことにスキー関連のページがアクセス数のTOP5を占めているという状況を確認しました(7:3ぐらいでグルメネタが多いこのブログです笑)ので、この数日のアクセス数の落ち込みを挽回するべく、本日はスキーネタでの更新でございます。

ということで、こちらの動画をご覧ください。

これはベーシックなショートターンの中で動きを確認しながらの横方向からの練習動画ですが、ここで意識していたのは「前後の動き」でございます。

ターンの後半にかけては、スキーが身体に対して前方(斜面の下)に回りこんできますので、スキーの通り道を邪魔しないようにすると必然的に「スキーが前、身体が後ろ」というポジションになってしまいますよね。

その、いわゆる「遅れたポジション」のままで何もしないでいたとすると、次のターンに向かって斜面を滑り下りているスキーから身体は置いていかれる一方ですから、コントロール性の高いターンをしようと思うと当然そのままでは「スキーを思い通りに操れる位置」に入れないわけなんです。

じゃぁどうするかというと、そのターン後半で遅れてしまった体勢を「元の位置」に戻す運動を行うわけでございますが、それがいわゆる「前(斜面下)方向への身体の移動」でございまして、感覚で言うとまさに「斜面に飛び込んでいくような感覚」に近いくらいの大きな動きとなるわけでございます。(もちろん斜度やスピード、描きたいターンの大きさで動きの量は変わってきます)

ここで少し気を付けたいのは、この「身体を前へ運ぶ動き」というのは「股関節の動きを中心として腰の位置を動かす」ということですので、決して水泳の飛び込みのように頭から斜面に突っ込んでいくというものではないということです。

この、

「ターン後半にスキーの通り道を邪魔しないようにポジショニングする」

「ターン後半で必然的に遅れてしまった体勢(腰の位置)を元の位置に戻すための動き」

これら二つの運動を合わせて「前後動」なんて表現いたしますが、この「前後動」こそが、ポジションを安定させて斜面を移動するためには不可欠な運動なのです。

ちょっと長くなっておりますので強引にまとめに入りますが、ゲレンデで「あ、あの人上手いな」と感じるスキーヤは決まって「ポジションが安定している=バランスの乱れがなくある一定の体勢を維持している」という外見上の要素を満たしておりますが、そういう人は間違いなく「前後動を含めて常にバランスが取れるポジションを探しながら動き続けている」はずですので、安定したポジショングのためにも、特に前後動を意識してみてはいかがでしょうか(^^)

いやぁ~早く滑りたいですねぇ\(^o^)/

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