間違いなく唸るぞ!超大当たりのラーメン屋さん~いせのじょう~

こんばんは!

ここ最近は夏のスクール「コアコンディショニング・ニセコ」の新しいレッスン企画を考えておりますが、この、漠然としているアイデアをまとめていく作業が楽しくて仕方ありません。

とはいえ、煮詰まるとすぐに投げ出してしまうので時間がかかるのですが(笑)、それでも、バラバラだったものが形になっていく様子は本当に楽しくて、毎日、あーでもないこーでもないと格闘しております。

あとは沢山お客様に来ていただくだけ。

ま、それが一番難しいんですけどね(^^)

さて、本日は久しぶりにグルメレポートでございます。

本日ご紹介させていただきますお店はこちら!

その圧倒的なコストパフォーマンスの良さと質の高さで有名なラーメンと餃子のお店「餃子と麺 いせのじょう 菊水本店」さんでございます。

カウンターのみ7席ほどの小さなお店ですが、いやはや、ここのラーメンはちょっとレベルが違いました。
(個人的感想です)

まずですね、なんといっても接客が気持ちいいんです。

お店に入ったらまずは「いらっしゃいませー!」。

ここはまぁ普通にどこのお店でもある光景ですね。

その後ですよ。

「ご来店いただきましてありがとうございます」の意味がこもった「ありがとうございます!」を、2人いる店員さんが2人ともと仰ってくれるんです。忙しいのに顔を見てくれて。

お店の評価と言えば偉そうになりますが、お店の良し悪しといいますか、食事の時間をより豊かに過ごさせてくれるための条件として、味よりも盛り付けよりもお店の雰囲気よりも、まずなによりも接客を重視する僕といたしましては、もうこの時点で感激しまくっておりました。

さぁ、こうなったら俄然ラーメンの期待値が上がります。

早速オーダーしましょう。

僕はメニュートップの「辛口白菜ラーメン」を、妻はシンプルゆえにその実力が出てしまう「醤油ラーメン」をオーダーしました。もちろん餃子も。

店員さんはテキパキと愛想の良い対応で早速調理に入ります。

そこでまず目に留まったのが、多くのラーメン屋さんでは麺のゆで時間を合わせるのにタイマーを使っているっところがありますが、こちらいせのじょうさんではタイマーを使用しておりません。

長年の経験からくるドンピシャなゆで時間に合わせて、その少し手前から麺をチェック、まさに「ここだ!」というところに合わせて具材やスープを用意します。

この時、我々は餃子も頼んでいたのですが、ふとみると餃子の焼き鍋の上に供するお皿を乗せて温めているではありませんか!

熱々を食べて欲しいという気づかいが感じられてここでも2発目の感動ノックダウン。

泣かせてくれます。

さぁ!来ましたよ!


辛口白菜ラーメン750円+大盛り100円

どーん!!

シンプルビジュアルながらも実に美しいラーメンでございます。

カツオの出汁と一発でわかる魚介の香りが鼻をくすぐり、食欲の暴走を抑えきれません。

まずはスープを。

うわぁ・・・うっまぁぁぁぁぁー!!!

まろやかなお醤油のタレを使っているのでしょう、口当たりやわらかでほんのりとした甘さを感じた後に、かなりしっかりとした出汁の旨味を感じて、その後に唐辛子のピリリが優しく訪れます。

これは「辛口」と頭についておりますが、いわゆる「激辛」という括りのものではなく、ちゃんと辛みも感じるんだけど唐辛子の持つうまみ成分を可能な限り引き出したものですので、きっと辛さが苦手という人でもすっきりといただけるのではと思うくらいの優しい辛みでございます。

そこに白菜の甘さですよ。

甘みと絡みのグラデーションは、韓国料理のキムチでもそうですが味のバランスを決める大切な要素でございますが、スープ一口でここを感じさせてくれる物凄いレベルでございます。

そして!

お気づきでしょうか。

このラーメンには「チャーシュー」がございません。

きっとバランスを考えてのことでございましょうが、その代わりに、しっかりと炒めた挽き肉が入っております。

ドシっと強めの脂でインパクトを出す必要が無い、淡麗だけど出汁で勝負する旨味系だけに、コクを引きだすのに挽き肉を使ってくるあたりこれはかなりニクイ演出でございます。

これだけのハイレベルですから、一口食べ始めた途端、もう箸を止めることはできません。

最後の一滴までスープを飲み干して完食でございます。

おっと!餃子もありましたね。


焼餃子300円

小ぶりながらもニンニクが効いたジュワっとした肉の旨味が溢れてきて、いわゆる「無限ループ」に簡単に入れる美味しさです。

忘れてはならないこちらも!

妻がオーダーした醤油ラーメン(500円)。

皆様、これで500円ですよ!

こちらもガツンと感じるほどにしっかりとしたカツオを中心とした魚介出汁に細麺のパツンとした歯触りの麺が抜群に合っていて、妻が「2杯でもいける」と豪語していたほどにあっさりといただけるラーメンでございます。

長くなってしまいましたが、朝の8時から営業しているという嬉しさ、一杯500円からいただけるというハイコストパフォーマンス、ラーメンのレベルの高さ、そしてなによりも最上級の接客を提供してくださる「いせのじょう」さん。

札幌でラーメンに迷ったら、まずは選択肢にお入れください(^^)

【いせのじょう】お問い合わせ:011-832-6870
住所:北海道札幌市白石区菊水1条1-3-2 菊水会館 1F
市営地下鉄東西線「菊水駅」から徒歩7~8分
営業時間:08:00~15:30,7:30~20:30
定休日:日曜(祝日不定休)
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。


【ラーメン好きなら必読!】ラーメンをつくる人の物語 札幌の20人の店主たち [ 長谷川圭介 ]

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