こんにちは!
なんだかスッキリしないお天気が続くニセコさんでございます。
なんでしょうかねこのお天気は。
およそ北海道らしくない湿気と暑さで毎日まいっております。
ま、本州に比べるとこれでも全然たいしたことはないのでしょうけれど、「あの」涼しい気候に慣れてしまった北海道仕様の身体にとっては、ここ最近の気候はきびしいものがございますな。
「北海道に梅雨はない」といわれていたのはもはや昔の話。
時代が確実に進み、それとともに「当たり前」も変わってきているんですね。
さて、ガラリとかわりまして、本日は久しぶりに大満足のラーメン屋さんに出会いましたので、そちらのお店をご紹介したいと思います。
ということで本日ご紹介いたしますお店はこちら!
創業昭和52年の歴史を受け継ぐお店「ほう龍」さんでございます!
「ほう龍」さんは少し前まで「鵬龍」という屋号で同じ場所で営業しておりましたが惜しまれつつも閉店、2017年の秋にリニューアルオープンとして現在の「ほう龍」となったようです。
ワクワクしながら早速入店!
店内は清潔でウッディな雰囲気で、入った瞬間から居心地の良さが伝わってきます。
店員さんも実に元気で爽やか。
こういうお店は無条件で応援できますね(^^)
まずはメニューから見てみましょうか。
特選味噌を筆頭に多彩なラインナップ。その中でもやはり主力は味噌ラーメンのようですね。
となれば迷わずメニュートップの「特選味噌らぁ麺」を味玉トッピング大盛りでオーダーしました。
この日は腹が減っていたので「ミニチャーシュー丼山わさび」も一緒にオーダーしました。
待つこと少し。
おぉ!
全然「ミニ」じゃないじゃん!しっかりとしたボリュームでこれは嬉しいサプライズです。
お味の方は・・・
うん!美味い!
チャーシューは切り落としをサイコロ状にカットしたものですが、このサイズにしてはゴロゴロと沢山入っていて食べ応えはバッチリ。醤油ダレに付け込まれたチャーシューは見た目ほど味は濃くなく、山わさびの爽やかな「ツン!」と共にガシガシと食べ進んでしまいます。
個人的にはここに卵黄をトッピングして、もう少しトロトロジューシーな食感の中で食べたかったですが、これはこれで好みの問題で、これ自体は実に美味しい丼でした。
僅かばかり遅れてラーメンが着丼・・・
来ましたよ!
ドドン!!
大ぶりのチャーシューとメンマ、炒めたもやしと食感のアクセントになるキクラゲ、そしてなんといっても底に沈む挽き肉がニクイ演出をする、札幌味噌ラーメンの系譜を引く実にビジュアルのよいラーメンです。
箸上げしてみましょうか・・
どうですかこのツヤッツヤな麺は!
麺は中太のゆる縮れで、少し硬めの茹で加減は歯応えもしっかりと残り、ツルッツルで滑らかな喉ごしと相まって、個人的にかなり好きな麺でした。
スープはいかほど・・・
ほぉ・・・!美味い・・!!
味噌のコクと甘さが引き立っていて、「まろやか」という言葉がもっともぴったりと来るのではないでしょうか。塩味加減も秀逸。一切舌に刺さることなく塩気の旨味だけが口に広がっていき、スープが喉を過ぎた後の香りもふんわりとした柔らかい味噌の香りで、まさに絶妙の塩梅でした。
少し食べ進めたあたりで生姜を溶いて完全体にすると・・・
はい優勝。
まろやかにしょうがのピリリが加わって、コク深く爽やかというほう龍さん渾身のスープが完成します。この生姜、ほんとにいい仕事してるなぁ。
そしてなんといっても個人的に嬉しいのは、もやしと挽き肉を高温のラードで一気に炒める手法でして、これにより供されたラーメンは他に類を見ない深いコクを纏って供されるので、もやしのシャキシャキは残る、挽き肉の旨味とコクが引き出される、それによりスープに丸みが出てまろやかさが膨らむなど、個人的には「全部これでいいじゃん」と思えるほどに大好きな調理法なんですよ。
こればかりは家庭ではできないですからね。まさにお店の味です。
いやぁ~それにしても美味かったなぁ。
この間も何軒かラーメン屋さんにはいきましたが、「紹介したい!」と思えるお店に出会えなかったもんなぁ。
先代からの暖簾を引き継ぎながらも、しっかりと時代に合わせて進歩しているラーメン屋さん「ほう龍」さん。
「蘭越町」という、ニセコ町の隣町にあるラーメン屋さんですが、倶知安やニセコからは車で30分平均ですので、お近くにお越しの際はぜひ足を運んでみてください(*^-^*)
御馳走様でした!
麺処 ほう龍 お問い合わせ:0136-57-5088 住所:北海道磯谷郡蘭越町蘭越町80-1 営業時間:11時~14時・16時~20時 (ラストオーダー19時半) 日曜営業 定休日:第2、第4日曜日、月曜日