こんにちは!
11月も下旬に入りまして、ニセコようていスキースクールもシーズンインのお知らせなどでブログの更新も多くなってきましたが、ここ最近の更新はお知らせや宣伝ばかりで大好きな「食レポ」はほとんどしておりませんでした。
ま、家族ができてからは流石に独身の時のように暇があれば食べ歩きに出かけるというわけにはいかなくなりましたのでその頻度は減って当然なのですが、ここ最近は息子もかなりしっかりしてきたということで家族で食べに出かけたりやランチだけちょろっと出かけてくるなどで少しずつ食べ歩いていたのですが、いかんせん、なかなか紹介したい!と思うようなお店には出会えませんでして、結果としてブログにもあまり書けなかったという状況でございます。
が!!
つい先日、所要で札幌に出かけました折、何気に検索して出てきた、その時にいた場所から近くの町中華屋さんが驚くほど美味しくて、かつ、雰囲気も僕好みの昭和感がたっぷりと残っているという「これは一人でも多くの人に知ってほしい!」というお店でしたので、久しぶりの食レポでご紹介させていただきます。
ということで、本日ご紹介させていただきますお店はこちら!
札幌市西区平和2条6-4-7にあります町中華「ラーメン阿里山」でございます!
ほんとうに「ポツン」と突如住宅街に現れるお店でございまして、見事に町に溶け込んだその佇まいは、まさに「味」そのものでございます。
ワクワクしながら暖簾をくぐると・・・
訪ねたのはちょうどお昼くらいでしたが、既に店内はほぼ満席でした。
偶然にも一つ空いていたカウンターに陣取り、早速メニューを凝視します。
初めてのお店はトップメニューからオーダーするのが王道ですが、この日は無性に味噌ラーメンが食べたかったので味噌ラーメンと、ラーメンのお供にチャーハンは欠かせないということからチャーハンもオーダーしました。
ここはオープンキッチンといいますか、お店自体の箱はそれほど大きくないので厨房がカウンターの目の前にありますので、手際よく、テンポよく次々とオーダーをこなすご主人夫妻の仕事ぶりを眺めることができますので、着丼までの時間も非常に楽しく待つことができます。
待つこと僅か。
先客も数人おりましたのに、肌感では10分は待っていないくらいに早い提供でした。
キター!!
まずは味噌ラーメンから。
シャキシャキのもやしに炒められたひき肉が「これぞ札幌味噌ラーメン」を物語っております。
メンマやノリもなく、なんならチャーシューもない実にシンプルなビジュアルですが、このモヤシとひき肉があれば文句は出ないでしょう。
麺は西山製麺さんとのこと。
中太のゆる縮れですね。
スープはガツンとした濃い目の味付けでしたが、しょっぱいということではなく、僅かに強めの塩梅が絶妙という具合の美味しさで、このしっかりとしたスープにはこの麵でドンピシャという印象でした。
味噌の香りも豊なので、たまに残念なお店で出会うような「油が強くて味噌の香りが飛んでいる」や「ニンニクが強すぎて味噌の風味が死んでいる」などの悲しい出来事に遭遇することなく、最後まで「味噌ラーメン」を堪能できました。
やっぱ味噌をちゃんと感じないとね。
味噌ラーメンなんだし。
具材も想像通り抜群でした。
高温で手早く炒められたお野菜の甘さと香ばしさがひき肉のコクと相まって、具材の香ばしさとスープの旨味・深み、それを救い上げる麺を一段上の美味しさへと引き上げてくれます。
目つむりながら堪能していると、すぐにチャーハンも着丼です。
もうね、チャーハンは「いいから一度食べてみて!」というしかないくらいに美味しいチャーハンでした。
大きめの豚バラが目を引きますが、実は塩味のアクセントにハムも入っていたりして、ブタの脂の甘さとハムの塩味がバランスを崩すことなく引き出しあっている本当に美味しいチャーハンでした。
パラパラとしたお米にはしっかりと卵がコーティングされておりますし、一粒一粒に旨味が閉じ込められており、黒コショウがピリリと全体を引き締めていて、本当に久しぶりに「うまい!」と唸ったチャーハンでした。
メニューも豊富で雰囲気も抜群、接客も丁寧で個人的には「言うことなし」の、久しぶりに感激したお店でございました。
また行きます!
ごちそうさまでした!!