【かなり迷いましたが・・・】やはり書きたいと思います。

こんにちは!

ブログとしては久しぶりとなります。

タイトルにもありますように、今日の内容をこのスクールのブログに書くかどうか本当に迷いましたが、思い切って書いてみようかなと思います。

内容はずばり「ウクライナ情勢」についてです。

実は、もう一つ運営しておりますブログのほうでは既に書いているのですが、そちらの方はもともと社会情勢なども含めて発信しているブログですので「毛色」としては問題ないのでスラスラとかけるのですが、しかし、こちらのブログはスキースクールの出来事やスキーに関するもの、果てはグルメから子育てまでと、一応幅広く取り扱っているものの、政治的な意見や社会情勢に対する意見などは極力避けてきたんです。

といいますのも、まずは第一に「ここはそんなことを発信する場所ではない」と思っていることと、第二に、いきなり毛色の違うテーマが書かれて、しかもそれが政治や社会情勢に関するものだとお客様に不快な思いをさせてしまうのではないかと考えていること、第三には、これが西側諸国に住む者の「片方だけの意見」になってしまうことへの葛藤があること、この3つが大きな要因となって書くことを躊躇していたんです。

が。

つい最近、こんなニュースを目にしたんです。

ドニプロの小児病院、シェルターへ移動

https://www.nytimes.com/live/2022/04/24/world/russia-attacks-ukraine/newborns-at-a-dnipro-childrens-hospital-moved-into-bomb-shelter

概要は「ウクライナの東部にあるドニプロという都市がミサイルの標的となったために、NICU(助けが必要な赤ちゃんが入る緊急病棟)を地下のシェルターの中に移動した。こんなこと信じられる?」と現地の医師が訴えている動画を報道したものなんです。

もうこれを見たときの胸の苦しさといったら・・・

僕にもまだ0歳の息子がいます。

もし、この状況が日本でも起きて、息子が同じような目に遭うと考えたら・・・

何も知らず、これからその目で世界を見ていき、これからその手で世界を捉えにいく、なんにでもなれる真っ白で光り輝く命を持つ子供という存在がどうしてこのような目に遭わなければいけないのでしょうか。

このニュースを見たとき、声を上げなければいけない、日本にとって対岸の火事ではない、非道な暴力、侵略、蹂躙を許すわけにはいかない、ここで黙って「大変な世の中ですね」と悠長なことを言っている場合ではない、自分ができる方法で戦わなければいけないという強い想いに駆られまして、こうして今書いている次第でござます。


他に目を向けてみますと、例えば、ウクライナ在住のウクライナ人がTwitterに投稿した動画には、ロシア兵が倒れている姿がモザイク無しで映し出されております。

このロシアの兵士にも、家族があり、仲間があり、人生があったはずです。

きっと戦いたくなかったことでしょう。

つい最近のニュースでは、ロシア兵5,000人が「この戦争は無意味だ」として武器を捨てて降伏したというニュースも出ておりますし、ほとんどの兵士が、「訓練だと思っていた」というくらい、指導部は秘密裏に行動していたのですから、兵士としても戦う意味が解らないまま命令に従っているだけでしょう。

さらに言えば、ロシア国内でも、もっと言えば大統領の故郷でも反戦を訴えたデモが繰り広げられているそうです。

良識あるロシア国民の皆さまの声が届くように期待しましょう。

ウクライナ・ロシア双方の人々の、これ以上の命の無駄遣いは見たくありません。
きれいごとですが、命に敵も味方もないでしょう。

スポーツの世界に目を向けてみますと、国際柔道連盟はプーチン氏の名誉会長職を停止しましたし、サッカーではロシア代表との試合を棄権したり、今年度のF-1のロシアグランプリの開催を中止にしたりと、各ジャンルから反戦の声が上がり始めております。

ならば、我々スキー業界も、反戦の想いがあり、平和を望むのであればしっかりと声を上げていこうではありませんか。

さもないと「沈黙は服従なり」となりかねません。

僕ができることとしては、こうして言葉として発信していくことと、ウクライナの人たちのために寄付をすることくらいです。

ここに、在日ウクライナ大使館の方(公式です)がツイートしたものを転載しておきます。ご参考までに。

もちろん僕も微力中の微力ながら寄付させていただきました。

明日は我が身、これは冗談ではなく、かなり身に迫った危険と捉えておくべきです。

この心配が杞憂となりますように願いながら、日々、仕事も含めて、家族を守れるように、とりあえずは自分がやるべき目先のことに尽力していこうと思います。

一刻も早い平和がウクライナに戻りますように・・・

ブログ最近の記事

PAGE TOP