こんばんは!
3日間の研修から無事帰ってまいりました。
期間中、空き時間にブログを更新しなんとか継続できておりますので、帰宅したばかりで本当は少しばかりのんびりしたいところですが、「継続は力なり」、しっかりと更新してまいります。
ということで、本日は11月23日から開催されましたスキーの研修会のレポートをお届けいたします。
ま、「レポート」といいましても、行事が数多くありましたので細かに書けばかなり長くなりますから、時系列に沿った中でポイントポイントを書いていきたいと思います。
初日、いつもの会場「定山渓ホテルミリオーネ」に集合、3日間の研修の始まりです。
理論会場の雰囲気はこんな感じです。
ここで、研修会テーマや連盟の組織のお話などを勉強します。もちろん宴会もここ(笑)
ちなみに部屋からの景色はこんな感じ。
定山渓の温泉街、さすがに雰囲気ありますね(^^)
初日は開会式や理論研修などで終了です。
明けて2日目、2日目からはいよいよ雪上です!
研修はデモンストレーションの見学からスタートです。
ここで、今年の研修テーマの詳細が確認できます。
今年はSAJのスキー教程が、スキーが初めての方を初歩的なパラレルターンへと導くための指導法の骨子としている「三本の矢」というものがあるのですが、そのパラレルターンへ導くための3本の道筋を、「単独」もしくは「独立」して考えるのではなく、「三本の矢を束ねる」ということで、それぞれの道筋には「得意・不得意」とするところがあるのでよいところはよいところで積極的に用い、不得意とするところは補い合って、より複合的な視点でお客様をもっと早くパラレルターンへと導いて、スキーの醍醐味・楽しさを感じてもらいましょうと、こういう主旨でございます。(ここら辺、書き始めると相当長くなりすぎますので、教程で確認していただくか、もしくはメールででもご質問ください。)
この辺りの「考え方」は僕はプロのスキー教師として大賛成でございまして、実際の現場ではとても一つの方法では伝えきれるものではありませんし、道筋は3本どころかお客様の数だけ無数にありますから、教師がどれだけのバリエーションを持ち、それをベストのタイミングでお客様に提供していくのかが成否の分かれ目となりますし、もっと突っ込んでいえば、我々のような仕事ですと「生死の分かれ目(生活できるかどうかという意味で)」となるもっとも重要となる考え方なんですね。
なので、ま、これは古くから言われていることではございますが、我々スキー教師は画一的な指導ではなく、伝え方やチョイスする言葉、表情や場の雰囲気づくりまで全てを含めてどれだけフレキシブルな対応ができるのかをもっともっと重要視しなければいけないと思うんですよ。
お客様にとってはそこで出会うインストラクターは全てが「プロ」ですから、お金をいただいてお客様の前に立たせていただく以上は、例え本業がなんであれ「最低限」の仕事として準備し、実装し、漏らすことなく伝えていく責務があると思いますので、教科書で示されたことだけを学ぶのではなく、「そこからいかに膨らませて考えることができる」という部分においても、「三本の矢を束ねる」という今年のテーマは重要なテーマなのではないでしょうか。
で、この後は実際に滑ってみて動きをコーチに確認してもらい、いろいろとアドバイスをいただきましたが、いやぁ~毎年この研修会では学ぶことが多いですが、今年は上記の意味で例年になく初日から充実感がありましたなぁ。
おっと!長くなっておりますね。
最終日の3日目は、我々北海道デモチームがより一層研修会テーマを具現化できるためにと全日本のデモンストレーターコーチから学びをいただいきましたので、そこら辺のお話を明日のブログで書いてみたいと思います。
それでは本日はこの辺で(^^)