スキーなんて出来なくていい(^^)

こんにちは!

大荒れの予報が出ていた割にはさほどでもない1日でございました。

午後からは雪も風も収まり晴れ間がのぞいたぐらいでして、なんなら「スキー日和」的なお天気でございました。

ま、道央より上のほうでは「予報通り」となっているようですし、今晩から明日にかけても引き続き大荒れの予報が出ておりますから軽々しくは言えませんが、ともあれ、今日は思い切りスキーを楽しめました(^^)

さて、本日は久しぶりに担当させてもらいましたスキー学習で感じたことなどをつらつらと書き殴ってみようかなと思います。

タイトル、ドキっとしました?

実はこれ、初めてスキーに取り組む方や、普段あまりスキーに興味がなく、こうしたスキー授業で否応無しに滑らざるを得ないという状況の方に僕が必ず伝える言葉なんです。

もちろん、もう少し柔らかい表現で伝えておりますし、その前後で「でも、やるからには一生懸命に取り組んでほしいです。滑れるようになったら相当面白いから!」という言葉は付け加えておりますが、特にこうしたスキー学習や修学旅行では必ず最初に「出来なくてもいい」ということは伝えるようにしているんです。

といいますのも、真面目な性格の方や何事にも全力で取り組む方の中には、その真面目さや一生懸命さが逆に作用して、上手くいかない場合その自分を許せなかったり、出来ないことが「恥ずかしい」と感じてしまったりして、たかだかスキーが上手くいかないだけなのに、全てのことに対して「自分はダメだ」なんていう劣等感を抱いてしまうことが少なからずあるからなんですね。

スキーなんてのは突き詰めれば「遊び」でしかありませんから、実は「上手い・上手くない」なんてのは二の次でしかないと思うんですよ。

もちろん、コントロールできることが増えてくると楽しめる状況も増えますし、身体を操ることの満足感や達成感など言葉では言い表せない高揚感を感じることが増えますから、その意味からは上達を目指して「遊ぶ」ということは大いに「アリ」だとは思います。

しかし、一生懸命に取り組んだ結果として上手くいかない、これ以上は望まないとなったときに無理をしてしまうことほど「つまらない」「辛い」ことはありませんし、もっといいますと、スキーは上手くいかないかもしれないけれど、自分の好きなこと、得意なことでは輝くはずですから、単純にそこに集中する方が絶対的に良いと思うんです。要はスキーが上手く出来ないからといって人生において大した問題ではないと。

なので、せっかくの機会なのでやるからには本気で遊んでほしいですからこちらも全力で好きになってもらえるようにお伝えしますし、出来ることは全てやりますが、それでもやはり「合う・合わない」というところは残りますから、その場合の一つの考え方として、「スキーは出来なくてもよい」という風に思ってもいいのではないのでしょうか。

矛盾したまとめになりますが、しかし、そういう「スキーがあまり好きではない」「スキーの楽しさがわからない」という方にこそその魅力を伝えるのが我々の仕事・使命でございますから、「スキーなんて出来なくてもいい」という入り口から入って、「こんなに楽しいスキーが出来ないのは嫌だ」と思ってもらえる出口へ導いて行けるように、今後も精進し続けたいと思います。

今日一緒に滑ってくれたみんな、ありがとうね‼︎
また一緒に滑りましょー٩(^‿^)۶

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