コブが苦手でよかった(^^)

こんばんは!

今日は急遽車を修理に出すことになり、スキーにもいかず大人しくしておりました。

ま、そのおかげで読みたかった本をまとめて読むことができましたし、しばらく疎かになっていたトレーニングの方も本格的に再開できましたので結果オーライの1日でございました(^^)

そんな中、最近特に力を入れているコブの滑り方について自分の動画を見ながらあれやこれやと考えておりまして、ふと思ったことなどがありましたのでつらつらと書いてみようかなと思います。

まずは動画をご覧ください

これは自分の中では滑れた方なのですが、まだまだ上体の揺れも気になりますし、ストックを突くタイミングもバラバラでまとまっておりません。

とくに右外脚のターンで腰が前に出ないことが多く、この辺りの脚の伸展の仕方が今後の大きなポイントとなりそうでございます。

僕は他の選手に比べて極端にコブが苦手でございまして、というよりは若かりし頃は逆に大好きでまったく恐怖感など感じなかったのですが、年を重ねるにつれて見事にそれが薄れてきまして、最近では深いコブの前に立つと恐怖心で一杯になるんですね。

しかし、去る3月31日に開催させていただきました「コブ王」宮田元SAJでもによるコブレッスンを通して学ばせていただいたことをきっかけに、自分なりに消化・アレンジを繰り返していくことで1点の光が見えてまいりまして、そこから加速度的にコブが面白くなってきたんです。

具体的なポイントは文字で書くと長くなりすぎますので詳細は書けませんが、一つは「ストックの突く場所」、一つは「コブを乗り越えるときの脚の使い方」、そして個人的に最も大きな発見だったのは「ストックを突くタイミング」で、これらが揃ってくるとある程度の深いコブでもそれなりのスピードが出ていても不思議と恐怖心なくコブに入っていくことができるようになったのです。

ここからわかることは、よくコブは「習うより慣れろ」といいますが、もちろんある意味ではその通りなのですが、しかし、それよりも「技術」でかなりの部分が補えるということでございます。

知らないから分からない。

分からないからおっかない。

おっかないからコブを避ける。

避けるから当然のように上手くなる余地がなくなる。

結果コブが嫌いのまま・・・

この負のスパイラルに陥っているときはコブに寄りつこうともしません(笑)

僕もつい最近までそうでした。なのでこの気持ちは痛いほどわかります。

しかし一つのキッカケで「根性論ではなく技術でカバーできる」ということがわかりますと、それは「自分次第でどうにかできる」というステージに変わりますから、そうなると俄然面白くなってくるんです。

僕はコブが嫌いでした。

でも今は違います。

上手いとか下手ではなく、コブにチャレンジして制圧したい!と思えるようになったんです(^^)

そしてそのための「キッカケ」を僕は知りましたし、技術的な部分でも「苦手から好きになるまで」はお伝えできます。だって自分が経験したから。

こういう「できなかったことが徐々にでもできるようになっていく」ということを体験できただけでも、そして「そのためには具体的に何をしたら良いのか」を知れただけでも、僕は心の底から「コブが苦手でよかった」と思った次第でございます(^^)

ニセコの春スキーはまだまだ続きます。

5月6日までは滑ることができますし、これからの時期は思い切ってコブにチャレンジできる良い条件が揃っている時期です。

そして春は午前中に集中して練習するのがベストです。

午前半日程度のコブレッスンカリキュラムをご用意しておりますので、ぜひこのゴールデンウィークはニセコようていスキースクールをコブ攻略のお供にご指名ください(^^)

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