本日は去る4月25日に開催いたしました「片岡嵩弥選手スペシャルレッスン」の振り返りを短めに書いてみたいと思います。
まずはご存じの方も多いでしょうが、片岡選手の簡単なプロフィールから。
片岡嵩弥
朝里スキースクール所属
1996年12月24日生まれ
北海道小樽市出身。両親の影響で幼少からスキーに親しみ、高校からジュニア技術選に出場。その後、北海道大学に進学し同大学の競技スキー部に所属。技術選と並行しながらアルペンスキーにも取り組む。卒業後は小樽・朝里川温泉スキー場をベースにレッスンや学生・ジュニアのコーチング活動を行いながら技術選に出場中。2021年技術選13位。ナショナルデモンストレータ初認定。
プロフィールの中でも特に光り輝くのは今年(2021年)の躍進でございましょうが、しかし、僕が個人的に惹かれましたのは、一流大学を卒業後に一般的な就職という形に就かず、「スキーで身を立てていく」という決意の表れでしょうかレッスン活動やコーチングをその活動の中心に置き、全てをスキーに賭けているその「本気度」でございまして、そういう滑り手に僕は惹かれますし、うちのお客様にも紹介したくなるんです。
まぁこの辺のお話は後半でまた書くとしまして、レッスンのレポートを少しばかり。
内容は小回りとコブに焦点を当てた内容で、午前中の基本的なポジショニングの構築から始まり、ターンの作り方、脚の使い方などのベーシックな部分をしっかりと伝えてくれました。
僕も画像や動画を撮るためにレッスンについて回りましたが、その一言ひとことが「ほぉ・・!」という新鮮な驚きのものが多く、アテンダ―という立場を忘れて思わず説明に見入ってしまうことしばしばでした。
内容はご参加くださいましたお客様のためのものですのでここでは一切触れませんが、僕が苦手にしていた(している)小回りにおける切り換え時の動きの漠然としたイメージを、かなり明確にイメージできるようになりました。なるほど。そう動くのか!という「発見」にも近い驚きでした。
午後はコブです。
片岡デモも自ら「コブは好き」というだけあって、どんどんとコブを楽しむための方法やイメージなどを伝えてくれました。
これもまた「ほぉ・・!!」という部分が多く、こちらが出来る・出来ないは別としても「そういうイメージでそういう身体の使い方をしているのか!」という、片岡デモのコブの秘密の一端を垣間見ることができました。
こんな感じで順調にレッスンが終了いたしまして、ここで前半に書いた部分の続きになるのですが、今回お招きした片岡デモ、終始穏やかな雰囲気でレッスンを進めてくれましたし、レッスン中も参加者の脚の具合をこまめに気にかけてくださいましたし、なによりも、打ち合わせから企画終了後までのいわゆる「裏側」でも本当に気持ちの良い対応をしてくださる方でございまして、一切の驕りなく、また丁寧で柔らかな振る舞いは、「こういう方ならプロとして仕事をお願いしたい」なと、「こういう人って応援したいよね」と、「接客業である以上、最後はやはり”人柄”というところに収束するんだな」と、「そういう素地って本当に大切ね」と、素直に応援したくなる実に魅力あるお人柄でした。
ニセコようていスキースクールでは、片岡選手のように(年齢や現役・引退を問わず)努力を惜しまずに突き進んでいるスキーヤーにスポットを当て、ニセコようていスキースクールをご贔屓にしてくださっておりますお客様の刺激になるように、トップデモや選手、インストラクターとお客様との橋渡しができるような仕事もどんどんとやっていく所存でございますので、来シーズンの企画もぜひご期待ください。
改めまして、片岡デモありがとうございました!!