こんばんは!
令和3日目、ようやくお天気に恵まれたニセコさんでございます。
改元当日の5月1日から始まりました企画レッスン「令和元年記念奉祝レッスン」も今日が最終日となりましたが、お陰様で本日は満員御礼のご参加をいただき、そしてお天気にも恵まれましたので最高の1日となりました(^^)
もう少し雪が滑れば完璧だったのですが、そこは自然相手のスポーツ、与えられた条件の中でいかに楽しむための技術を修得するかという部分ではかなりいい練習条件だったのではないでしょうか。
3日間を通じてご参加いただきました全てのお客様、本当にありがとうございました!
さて、先日書いたスキー関連の話題が思いの他アクセスがありまして、グルメネタも書きたいところではございますがその勢いをキープしたいという思いから今日もスキーのことについて書いてみようかなと思います(動機が不純ww)
でですね、今日は「バランス」ということについて書いてみたいと思うのですが、特にコブ斜面などで足元が不安定な状況に遭遇した際に個人的に気を付けている部分において
「バランスを維持するために常に動き続ける=体幹を固定しない」という感覚を持っているんですね。
もっと具体的に言うならば、キーポイントは「肩甲骨」でございまして、特に小回りやコブなどでストックを多用する際に気を付けているポイントなんです。
上の画像はバランスを崩した直後で、リカバリーが比較的上手くできた場面です。
ヒジが身体から離れて肩の緊張感もありませんので、見た目上は余裕があるように見えます。(内心は焦ってます笑)
ここで体幹部を緊張させてしまうと首をすぼめるような姿勢となり、両ヒジが身体に近くなりストックを突く際の腕の自由度が低くなって、目的とする場所へストックを置けなくなったり、また、次のコブのためのストックの準備ができなくなったりといいことがないんですよ。
「肩甲骨」は、多くの人が「背中にべったりと張り付いている」と思っているのですが、実は鎖骨から伸びる肩甲帯の靭帯にくっついていて、骨だけでみると浮いている構造になっているんですね。
で、この表面だけに背中や肩の筋肉がくっついて、肩の関節たちと協力しながらいろいろな動作をしてくれるのですが、ここで肩甲骨の自由度が無ければ、例えばストックが前に出せなかったり、腕が「持っていかれた」時に身体全部が一緒に引っ張られるなどして、決定的なバランスの乱れに繋がりやすくなるんです。
なので、滑っているときにはできるだけ肩周りや背中を緊張させないように、例えば「呼吸を意識して止めない」などの工夫をして(僕はコブに当たるときに息を吐いています)できるだけ体幹部を固定させないように努めているんです。
もちろん、背中や肩周りをなるべくたくさん動かせるような夏場のトレーニングは必須でございますが、ともあれ、コブ斜面攻略の一番のポイントとして挙げられる「ストックワーク」を思い通りにするためにも、今一度「肩甲骨の動き」を確認していただくと、新たな発見があるかもしれません(^_-)-☆
僕もこの夏はここら辺の動きを重視してトレーニングします(^^)
最後に、この時の動画をご覧ください(^^)