【50歳でパパに・気まぐれ子育て日記⑤】宝が我が家にやってきた~妻と息子が帰ってきた!~

この「気まぐれ子育て日記」では、50歳の夫(私)と40歳の妻という世間一般からみると「高齢」の夫婦が親となり、我が家にやって来てくれた最愛の息子との奮闘記を、同じような境遇の方の参考に少しでもなるといいなという思いから、不定期ながらも徒然なるままに書いていこうかなと思います。

前回までの記事はこちら

今日は妻が無事に出産を終え、いよいよ息子と一緒に帰宅した際のお話なんぞを認めてみようと思います。

◆帰宅

2021年5月26日18時6分、3474gの元気な男の子が産まれてきてくれてからというもの、このコロナ禍のご時世で会いにいくことができず、出産直後に1分程度顔を見た以来一度も我が子に会っていない・触れていないという日々が続きました。

妻は毎日ラインでその日の状況と共に息子の写真を送ってきてくれるのですが、それでも、その息遣いや体温、匂いといったものが感じられない状況では実感するに乏しく、なんだかテレビの向こうの人といいますか、本当に実在するのかどうか、これが本当に我が子なのだろうかなんていう、実に掴みどころの無いなんとも言えない感情で日々を過ごしておりました。

もちろん、動画や写真で見る我が子はそれでも愛おしく、全ての親御さんが思うのと同じ「うちの子が一番かわいい」という感情はあるのですが、しかし、いわゆる「実感」というものは未だ感じられておりませんでした。

そのような日々を過ごすこと1週間。

忘れもしない2021年6月3日、初夏の爽やかな風が心地よく頬をなでる青空のもと、晴れて妻も退院、つまり息子も退院の日を迎えたわけでございます。

もうね、ずっと画像や動画でしか見ていなかった「その人」が目の前にいるという不思議と、やっと会えた、やっと触れられるという興奮が入り混じった感情は、今までの人生でもないですし、きっと今後の人生においても味わうことのない特別な喜びの感情でした。

感情を抑えながらも、しかし、どうしても抑えられない喜びを持って初めて触れた息子のほっぺはツルツルで、まるで絹のようなしなやかさでした。加えて、無色透明な心を反映しているつぶらな瞳を見て、今は何も掴めないほど小さく、でも、この先なんでもその手に掴み取ることができる手を握りしめた瞬間にブワーッとこみ上げるような感動が押し寄せ、「家族に会えた!」という喜びと同じくらいに大きな「責任」というものを感じ、軽く身震いするほどに気持ちが引き締まったことを覚えています。

◆病院から初めての我が家へ

もちろん「まだ何もわかっていない」ということも重々承知でございますが、息子は初めての家にきても実に堂々としておりまして、もう既にしばらくここで暮らしているかのようにスッと溶け込んでおりました。さすが我が子。
ハイ。親バカです(笑)

これからはこの場所で大きくなるんだね。
どんなことがこれから待っているんだろうね。
家が、家族が好きになってくれるといいな。
そうか、今日から3人か。
また毎日が賑やかになるなぁ・・・etc

初めて帰ってきた我が家でスース―と穏やかな寝息を立てる息子の顔をみて、きっといろいろと大変だろうけど、でも楽しみでしかない将来を想像し、「この日に飲む」と決めていた家族にとって大切なお酒を飲みながら、満ち足りた想いで「幸せだなぁ・・・」と独りごちた夜でございました・・・

それでは本日はこの辺で。

次回は想像以上に大変だと思い知らされた帰宅後1~2週間辺りを書いてみたいと思います。


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