こんにちは！
ここにきてようやく順調に降り積もるニセコさんでございます。
昨晩から今朝にかけての雪はシーズンでもそんなにないほどのふわふわ雪で、まさに吹けば飛ぶような軽さの上質のパウダーでございました。
この後は少しの休憩を挟んで、年末年始にはまた寒波が入ってくるととのこと。
除雪が大変なご近所のおじいちゃんおばあちゃんには申し訳ないですが、個人的には期待したいところでございます(^^♪
さて本日は、先日、「神の手を持つ男」として多くのスキーヤーにブーツのフィッティングを依頼されている富樫店長が居るお店「モイワ山荘」にフィッティングに伺いましたところ、店長から「大西くん、良いのがあるんだよ」とニヤリとして教えてくれました最強のアイテムをご紹介させていただきたいと思います。
ということで本日ご紹介させていただきますアイテムはこちら！
カスタムインソールやインナブーツでお馴染みのあの「シダス」から登場した「タングヒーター」でございます！
この商品、日本にはほとんど入ってきていないようでして、「シダス タングヒーター」で検索してもほとんどヒットがなく、シダス本社のHPも覗きましたが概要はなく、「サーミック」で検索しても商品はまだ掲載されていないという本当に貴重なアイテムなんです。その取扱いがあるなんてさすがモイワ山荘。
なので正式名称が「タングヒーター」であるかどうかも不明(笑)
約1週間前に届いていたのですが、本日やっと実装でき、その効果を体感してきましたのでレポートしてみたいと思います。
まずこのアイテムの優れているところは、インソールタイプのヒートシステムで懸念材料だった配線の問題が実にスッキリと解決されているところでございましょう。
インソールタイプですと、配線を通すのに時にはシェルに穴を開けたりしなければなりませんでしたし、穴を開けずに中から配線を通してもかかと付近の違和感が気になったり（個人的にはまったく気になりませんでしたが）、特にブーツを脱ぐときに配線が邪魔になって時には配線を切ってしまったりと、暖かいのは良いもののとかくそれだけが難点だったんですね。（慣れてくればほとんど気にもなりませんし、着脱で配線を切るようなこともなくなりますのでご安心を）
しかし、このタングタイプはタングの中を配線が通っており、下の画像のようにタング上部にコンパクトに収納できますので全く邪魔にならないですし、フィット感にもまったく影響しないんです。
そして肝心の温かさでございますが、これがまた良かった。
インソールタイプは足裏から温めてくれますので底冷えしてくるような冷たさを防げるのに対して、このタングタイプは特に指の付け根から指先にかけてを包み込むような感覚で上から温めてくれますので、言うなれば温かい靴下を一枚多く履いたような温もりを与えてくれます。
インソールタイプが「ホワッとした温もりは感じないものの冷たくない」という印象に対し、このタングタイプは明確に「温かい」と感じられたことが何よりの衝撃で、これには正直驚きました。
今日はさほど冷え込んでいませんでしたので（マイナス5度程度）マイナス10度を下回るような極寒でどれほどの威力を発揮してくれるかは今後検証してみないとわかりませんが、ともあれ、ファーストインプレッションはかなりの高得点でございました。
唯一懸念材料を挙げるとするならば、タングの形が決まっておりますので、「シダスのタングは合わない」という方や、極端に甲高の方などは甲から足指の付け根付近にかけての圧迫感を感じるかもしれないということぐらいでしょうか。
ま、その際には「神の手」富樫店長にご相談していただければ解決すると思いますが、とにかく、このシダスから発売された「タングヒーター」は相当のポテンシャルを秘めていそう（極寒を試してから採集判断をしたいと思います）ですので、足指の冷えにお悩みのスキーヤーは、ぜひ一度「モイワ山荘」さんに問い合わせてみてください。
価格はバッテリー込みで約35,000円程度（詳しくは直接モイワ山荘さんにお問い合わせください）と決して気軽なお値段ではございませんが、貴重なアイテムで仕入れもそんなに多くないとのことでしたのでご興味のあるお客様はお早目をお勧めします(*^^*)
モイワ山荘
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