【全部、繋がっている】尻別川クリーン作戦に参加して

おはようございます!

例年ですと1番穏やかに過ぎていく季節6月でございますが、今年はありがたいことにいろいろとチョロチョロさせてもらっておりまして、例年とは違う時間間隔で過ごしております。

ま、1番はなんといっても「息子が居てくれる」という部分での時間の使い方が違うのですが、毎日が光速のように過ぎていく感覚はこれまでにない新鮮なもので、日々是初陣の気持ちで過ごせております。

最近になって特におもうことでございますが、人間、本当にいつどんなチャンスが待っているか分かりません。

「チャンスは、それを掴む用意があるものにだけ転がり込んでくる」

という言葉もありますから、常にアンテナを張りながら、自身の成長を止めることなく精進していきたいと思います。

さて、本日はですね、先日に参加してまいりました「尻別川クリーン作戦」について短めですがレポートを書いてみたいと思います。


去る6月18日(日曜日)、蘭越町の「ランラン公園」をスタート地点とした「尻別川クリーン作戦」なる、一級河川であります尻別川のゴミ拾いが行われたんですね。

これはなんでも毎年行われているそうでございますが、僕は今年初めて知りまして、初参加となりました。

この日はなんと350人以上もの人が参加したとのこと。

それだけ自然に対する関心が高い人が多いということなのでしょうね。

僕は「カヌー班」といって、カヌーで川を下りながら中州に上陸し、主に岸辺や中洲のゴミ拾いをする班をサポートする役目として参加しました。

カヌーは安定性を求めて、2艇を棒で繋ぎます。

実際に始まる前にも「ゴミって多いんだろうなぁ」くらいは想定していたのですが、いざ始めてみるとその量たるや想定の遥か上をいく莫大な量が!

残念なのはそのゴミたちの画像を撮れなかったこと。

なのでここで「多かった!」といっても説得力がないのですが、でもこれは本当に大袈裟ではなく、「なんでこんなものが落ちてるの」と首を傾げるようなものも含めてちょっと愕然とするゴミの量でした。

ちょっと話は逸れるかもしれませんが、以前、何かの本で、美味しい牡蠣を養殖するために、山の植林から始めた漁師さんがいるというのを読みました。

これは、牡蠣に美味しく育ってもらうためには良質のプランクトンが必要で、じゃぁそのプランクトンはどこから供給されるかといえば海に流れ込んでいる「川」がその仕事をしてくれて、ということは、川に水を供給する「山」を健康にしておかなければいけないね、とう理由からなのだそうですが、なるほど、これは実に納得のいくものでございます。

この尻別川で言いますと、この川が流れ込んでいる近い海は寿都という、北海道でも海産物が美味しいことで有名な海ですが、このままこの尻別川の汚染が続けば、この美味しい海産物、端的に言って海の恵みを滅ぼすことに繋がるんですね。

山も、川も、海も、もっと言えば空も、我々を取り囲むすべての自然は繋がっているという当たり前のことを、そしてそれを大切にすることが何よりも大切で忘れてはいけない問題なんだということを、この尻別川のクリーン作戦に参加して改めて思った次第でございます。

特に空き缶と吸い殻。

誰も見ていない?

いえ、あなた自身が一番近くでそれを見ているはずです。

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