おはようございます!
2024年5月7日現在、ニセコさんは雨となっております。
さて、GWも終わり、各スキー場の営業もほとんど終わったということで、ニセコようていスキースクールも今シーズンは終了ということになりました。
寒の戻りともいうべき肌寒い雨を窓の外に見ながら、今シーズン終了のご挨拶を書かせていただきます。
今年は雪解けが早く、いつもは長く営業している札幌近郊の中山峠スキー場も4月の下旬に早々に営業を終了するなどで、昨年に引き続き春スキーの「濃度」が少し薄かった春でございました。
いつもは「もう雪は要らない」と嘆くくらいに毎日降る2月もさほどでもなく、3月に至ってはほぼ晴天の日ばかりで、ま、「日々の暮らし」という点からは実に暮らしやすい日々でしたが(除雪という苦行の回数が少なかったため)、こと「スキー」という点に絞って見てみますと、かなり物足りないシーズンではなかったでしょうか。
そんな状況にも関わらず、今年も本当に沢山のお客様に入校いただくことができました。
毎週のように通ってくださるご常連様や、遠く、東京や広島・香川などから何度もご入校いただいたり、年一で必ず来てくださるお客様や、そしてもちろん初めましてのお客様にも沢山お会いできまして、うちのような極小のスキースクールをご贔屓にしてくださったことに感謝しかございません。
お客様、いつも本当にありがとうございます!
そしてこれは毎年書いていることでございますが、私はお客様がいてくださらないと「スキー教師」になることができません。
お客様がいてくださり、前に立たせていただくことで初めて私はスキー教師となることができます。
スキー教師であることは私の「生業」ということ以前に、大げさではなく私の「存在価値」であるといっても過言ではありません。
そんな私を毎年毎年応援してくださり、こうしてスキー教師と名乗らせていただけることに、感謝というありきたりな言葉では表せないほどの気持ちで一杯でございます。
しつこいですが、もう一度御礼を述べさせてください。
お客様、いつも本当にありがとうございます!!
今後もお客様に安心してご利用していただけるように、日々精進してより一層「わかりやすく」て「丁寧」で「楽しい」レッスンを提供できますように尽力いたしますので、今後とも何卒ご贔屓くださいませ。
そして、我々ニセコようていスキースクールがホームゲレンデとして利用させていただいておりますニセコモイワスキーリゾート様にもこの場を借りて御礼申し上げます。
振り返ってみますと、シーズン1発めのスペシャルレッスンであります「シーズンイン・ベーシック・チェック」が開催されました12月10日ですが、どこの山にもほとんど雪がなく、近場のスキー場はオープンすらしていない状況でございましたが、そんな中でもモイワは営業してくださり、コースも1コースながらレッスンには十分の積雪を確保してくださり無事開催することができました。
一度でもモイワに滑りに来られた方はお分かりになると思いますが、「ニセコモイワスキーリゾート」は毎日が万全のゲレンデ状況でして、昨年や今年のような雪が少ない年でも日々のレッスンにおいて雪不足を感じることなく、快適にレッスンを進めることができました。
これもひとえに、スキー場関係者の皆様の「少しでも快適に楽しく滑ってもらいたい」という気持ちの表れでございましょう。
いつも素晴らしいコースを作ってくださりありがとうございました!
また、多方面においてお気遣いくださいましたスキー場の事務所の皆様、いつも美味しいカツ丼を食べさせてくれた食堂の皆様、安全に快適にリフト乗車を促してくれたリフトの皆様、すべてのスキー場関係者の皆様に御礼申し上げます。
また次のシーズンもお世話になりますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
スキー連盟関係の皆様にも、公認申請でずいぶんとお世話になりました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
最後になりますが、やはり不規則な仕事をしっかりと支えてくれた家族の存在抜きには語れません。
いつも全てにおいて支えてくれてありがとう。
妻は自分の仕事を持ちながらも私のスケジュールを優先してくれて、陰になり日向になり支えてくれました。いつも本当にありがとうね。
息子には、私が生きる活力を与えてもらっています。
そこにいてくれるだけで幸せなのに、毎日笑ってくれて、甘えてくれて、元気にいたずらしてくれてありがとう。
君がいてくれるからこそ、おとーさんは全てにおいて全力になれます。
次のシーズンはもっとたくさんスキーに行こうな!
23-24シーズンも、怪我もなく、無事に乗り切れました。
この幸福なシーズンを送れたことを当たり前と思わず、常に感謝と尊敬と向上心を忘れることなく、また来年の今頃に同じような幸せを感じられることを願いつつ、今シーズン終了のご挨拶とさせていただきます。
関わってくださいました全ての皆様、ありがとうございました!
また24‐25シーズンもよろしくお願いいたします!
外は肌寒く重い雲が垂れ込めるも、幸福の暖かさに包まれながら穏やかな空気が流れるリビングより。
ニセコようていスキースクール
校長 大西一宏