こんにちは!
11月28日でございます。
外は雨。
そうなんです。
雪ではなく雨なんです・・・
我々ニセコようていスキースクールがホームゲレンデとさせていただいております「ニセコモイワスキーリゾート」様のオープン予定が明後日の11月30日なのですが、現状ではかなりハードルが高そうです。
しかしながら、天気予報では今夜から雪となり、明日は一日中で雪の予報となっておりますので、明日の降り方次第ではまだわかりません。
ニセコさんが本気を出せば一晩で40~50㎝は当たり前に積もりますから、今夜からの雪に期待いたしましょう。
さて、話はがらりと変わるのですが、最近、とあるSNSで拾った画像が実に秀逸で、久しぶりに感銘を受けたといいますか、「そうそう。まさにこれ!この画像を作った人は天才だなぁ」と大きくうなずいたことがありましたので、その画像をご紹介しながら、今、思うところを書いてみたいと思います。
長くなりましたがその画像がこちら。
これ、パッと見はよくわからないと思いますが、この画像は「本を読むことの素晴らしさ」を表した画となります。
テレビを見ている少年の背後(脳裏)には何も拡がっておりませんが、本を読む少女の背後(脳裏)には無数のイメージが湧きあがってきております。
僕はこの画像を見た瞬間に「そう!まさにこれ!本を読むってこういうことなんだよ!」と声に出して唸ってしまいました。
現実にはない世界。自分が想像する好きな声。どこまでも広がる景色とくらくらするような色彩の世界。
見たことのない景色と風の匂い。味わったことのない味覚。どこまでも温かで優しい気持ち。愛おしくてたまらない感情。
あふれ出る涙。切なくて悲しい別れの気持ち。大切な人に出会えた時の喜び。過去へのタイムスリップ。未来への旅etc・・・
これらの全てを「本」は与えてくれるんですね。
ここで最初にお断りをしておかなければいけないのは、僕も決して「映像」がダメといっているわけではありません。
個人的に「ダメだな、こりゃ。」と持っているのは「地上波」と括られる「テレビ」でございまて、ネットTVやユーチューブなどには良質なアニメや往年の映画の名作、知育に繋がるような子供が夢中になる企画番組などもありますから、映像を通して感じることも多々ありますのでそれは全く否定しておりませんし、むしろそれは積極的に見に行くほうだと思います、
しかしながら、たまに食堂などで流れているワイドショーなんかを見ますと実に偏った主張といいますか、もっと言えば「なんでこれを報道しないの?」という、大切なことを報道せずに、我々の生活において大した影響のないくだらない話題を延々と垂れ流していたり、逆に、我々の生活に直結するような大切な問題なのに「全体」を伝えなかったりなどで個人的にはマスメディアというものに対しては不信感しか持っておりませんので、地上波での「報道番組」やワイドショー、バラエティは自ら進んでは見に行かないということでございます。
少し話が逸れましたが、ここでは「文字を通して想像力を活性化させ、自分だけの世界を創り出すことができる読書という醍醐味」を、この画を見た瞬間に「この楽しさや素晴らしさをもっともっと息子に伝えていきたい!」という気持ちが、まさに「ぶわっ!」と沸いてきたんです。
幸いにも息子は絵本が大好きでして、ことあるごとに「これ読んでー」と持ってきてくれたり、妻が寝かしつけの時に絵本を読んでくれたりしておりますので「音や映像がない世界」から、音、色、匂い、温度、味などの「実際にそこにはない感覚」を創造することを楽しんでくれておりますので幸先は良いのかなと思いますが、果たして、これが大きくなったときに本好きのままでいてくれるのかどうかは知る由もありません。
では息子がこのまま本好きでいてくれるにはどうしたらよいのか。
答えは一つですね。
親が本をたくさん読んでいることです。
僕は本当に沢山の本に救われましたし、いろいろなことを本が教えてくれました。
それらは枚挙にいとまがないのでここでは詳細は割愛させていただきますが、1つだけ挙げるとするならば、僕がこうして「お客様に言葉を使って様々をお伝えする」という仕事につけたのも、本を通して沢山の言葉たちを知ることができたからだと思っております。
もちろんまだまだ不勉強な部分もたくさんありますし、現状で十分だとは微塵も思っておりませんが、とりあえずでも独立して10年の間、お客様に支えていただけているのは、この「読書」による恩恵が多いのかなと思っております。
少しまとまりがなくなりそうですので、せっかくなのでここで最近に読んだ本で面白かった本を紹介させていただき終わりにしたいと思います。
最近読んだ面白かった本はこちら!
chokkyさんという方が著した「踏切の世界」という本でございます。
息子が踏切が大好きなので、関わっているうちに両親も踏切が大好きになってしまいたまらず購入した本でございます。
これ、多少マニアックですが、今まで全く未知だった「踏切」というものがこんなにたくさんの種類があるということがわかったり、バッテンマークの意味、警報の音や形の違い、昔と現代の踏切の違い、日本全国にある変わった踏切たちの紹介など、知識が増えるだけではなく、旅情をかきたてる良書でございますので、ま、あまり多くは無いと思いますが「踏切」にご興味のあるお客様はぜひお手に取ってページをめくってみてください。
パソコンの横には、まだ読んでいない本が3冊ほど待機しております。
次はどんな世界にであるかな(*^^*)