おはようございます!
久しぶりの青空でございます。
気温の方も若干暖かく感じられます。
なんでも週末は17~18℃くらいまであがるそうですね。
せっかく雪が降ったのに・・・
今年の初滑りはなんだか遅れそうですね。
さて、今朝は少しだけ時間がありますのでちょっとだけ真面目なことでも書いてみようかなと思います。
実は今月、とある中学校の部活でトレーニングやメンタルについての講習を担当するのですが、そこに向けて少しでもインプットしておこうといつも以上に関連書籍を読み漁っているんですね。
世の中には沢山の良書があり、また、ネットで検索すれば専門的な論文も見ることができますからかなり助かるのですが、その中で、「これは手元に置いておきたいな」と思う書籍に巡り会いまして、そこに、「これはお伝えしたい!」と思う内容が掲載されていたんです。
その本とは
という本でして、幼少期から中学生あたりまでの年代でスポーツに取り組むお子様を持つ保護者の方や、または指導する立場にある指導者の方を対象とした「この年代の子供たちはどう考えどう動くのか。そこに向けて接する我々は何を心掛けていればよいのか」を、心理学や統計などから紐解いていくというかなり参考になる本なんです。
冒頭の章から興味深い主題が満載で、子供たちを対象にした内容から、保護者との上手な付き合い方や啓蒙に至るまで実に多彩な内容なんです。
なのでいろいろとご紹介したいのですが長くなりすぎますので興味のある方は読んでいただくとして、ここでは個人的に印象に残ったことだけをご紹介させていただきます。
それがこちら
おとなのみなさんへ
「ぼくたちのゲームを観に来てくれて、そしてぼくたちのこと、ぼくらのサッカーのことを気にかけてくれてどうもありがとう」
今日はぼくたちの1日
「ぼくたちは、サッカーをするのが楽しくて大好きなんだ。もちろん、ぼくらのうちのだれが勝っても楽しいんだ。でもぼくらにとって一番大事なのはプレーすることなんだよ」
だから、プレーをさせておいてください。
「大声でさわがないでね。相手のチームや応援に対してもフェアな態度をとってね。ミスをしたからって、いちいち言わないで。そんなことを言われたらがっかりだし、言われたからってそう簡単にうまくできるようにはならないんだ」
すべてのこどもより
これはですね、「過剰な応援により子供たちを逆に傷つけてしまっている保護者」や「声掛けでサポートしているつもりがついつい感情的になり『口出し』や『怒声』に繋がっている保護者」へ向けて警鐘をならした、スイスのサッカー協会のキッズサッカー用に掲示されているものなんです。
これ・・・どうでしょう。耳が痛い方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ま、僕には子供がいませんので僕は「まだ」このような状況になったことはないのですが、振り返って僕が少年野球に打ち込んでいるときの両親を思い出してみますと、少なからず上のような状況になっていたことが思い浮かびます。
そしてもうひとつ、同じスイスサッカー協会から・・・
おっと!ここまでで少し長くなっておりますね。
ブログは長すぎると最後まで読んでもらえないという絶対的なデータがありますので、本日は「前篇」としてここまでといたしまして、明日に「後編」として続きをご紹介させていただいてまとめたいと思います。
明日もお付き合いくだされば幸いです(^^)