この時間を共有できたことに感謝。青春という輝き~北大エレガントスキー部津別合宿~

こんにちは!

羊蹄山、初冠雪でございます!

初雪を観測したのは昨日でして、今はさきほどリビングから見てみましたが白い筋は消えておりました。

が、例年なら10月の頭ぐらいが平均ですから、極々単純に、かつ楽観的に考えて、今年の冬の到来は早そうでございますね\(^o^)/

さて、本日は17日から昨日までの3日間、ご縁をいただいて「北海道大学エレガントスキー部」の津別グレステン合宿にコーチとして参加させていただきましたので、その際に感じたことなどを書いてみようと思います。

まず津別。

僕の住む倶知安からですと、その道のりの3分の2を高速道路で移動するもトータルで約6時間の旅というなかなかの距離でございますが、北海道の雄大さを感じる実に長閑で穏やかな町でございます。

「グレステンスキー」という道内ではここにしかないアクティビティとゆったりと流れる時間という両方の贅沢を楽しめますので、スキーをする人はぜひ一度訪ねていだきたい場所でございます。

で、合宿でございます。

ここでお名前を出すのが良いかどうか分かりませんのでとりあえず伏せておきますが、基礎スキー界では超有名な選手お2人と一緒にコーチとして参加させていただきました。(お2人とも実にフレンドリーで気持ちの良い方で、本当に楽しく過ごさせていただきました。ありがとうございます!)

てかアレですよね。

「そもそもグレステンスキーってなに?」

ってところからですよねぇ。

「グレステンスキー」といいますのはこれです。

上の「グランジャー」と呼ばれるローラーが付いた金属製の板の上に通常のスキーブーツを装着して、それこそグレステン包丁で有名な「ホンマ科学株式会社」さんが手掛ける専用マットを敷き詰めた専用ゲレンデで楽しむ新感覚のアクティビティなんです。


こちらが専用ゲレンデ。

雪上のスキーと違ってほとんど「ズレ」が使えませんが、慣れてくるとローラーをスライドさせながらターンを作ることができるので、上級者のフォームなんかはまるっきり雪上のスキーそのものですし、基本となる脚の運動や落下の慣性を得るための身体の落とし方などを練習できるので、夏場のトレーニングとしてはかなり「使える」というのが僕の感想でございます。

で、このような環境で3日間(実質的には丸2日)をびっしりと滑り込んだんです。

僕が担当させていただきましたのは、大学に入ってスキーを始める、もしくは初めて間もない1年生の皆さまだったのですが、扱いが雪上のスキーよりも難しい状況のなか、本当に真剣に取り組んでくれました。


バリエーショントレーニングに精を出す選手たち。


コーチのアドバイスに耳を傾けながら他の選手の滑りを見つめる

いやーてかアレですねぇ。

こうして一心不乱に「何かに打ち込める」ってのは本当に貴重な経験となりますねぇ。

もちろん、社会に出てからもそうして何かに没頭できている人は沢山いますが、しかし、その持てる全てを賭けて一つのことに取り組めるってのは多くの場合で学生さんの特権でございますから、その渦中にいる学生さんたちからは溢れんばかりの輝きとパワーが放たれまくっておりましたよ。

特に個人的に感動といいますか、「あぁ、こういうことなんだよなぁ。青春って。」と感じた場面は皆で囲んだ食卓の時間でございまして、同じものを同じ志を持つ仲間たちと一緒に食べたあの時間は本当に満たされた時間でございました。


合宿感満載の「カレーライス」。「青春」というスパイスが一つ乗っかって、個人的には相当美味かったです(*^^*)

僕はいろいろな事情で大学には行けておりませんので、人生で一つ後悔があるとするならば「大学に行ってスキー部に入ってスキーをしたかった」ということなんですね。

なのでどこかに「憧れ」というものがありまして、こういった合宿の宿の風景などは憧憬の一つでもあるのですが、形は違えどこうして経験させていただけたことに、心の底から感謝している次第でございます。

仲間、絆、繋がり、良い経験、つらい経験、笑顔、涙、悔しさ、達成感、喪失感、爆発する喜び・・・

それら全てが詰め込まれた七色に輝く時間「青春」。

その追体験をさせてくれた学生の皆さま、この機会を与えてくれたオガサカスキーのTさん、温かく迎えてくれたコーチのお2人、旧知のように接してくださったグレステンスキー場スタッフのお2人(Tさん、ビールありがとうございました!)、全ての方に感謝を申し上げます。

スキーって素晴らしいスポーツですね\(^o^)/

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