【50歳でパパに・気まぐれ子育て日記③】父親としてできること~今回は食事・栄養編~

この「気まぐれ子育て日記」では、50歳の夫(私)と40歳の妻という世間一般からみると「高齢」の夫婦が親となり、我が家にやって来てくれた最愛の息子との奮闘記を、同じような境遇の方の参考に少しでもなるといいなという思いから、不定期ながらも徒然なるままに書いていこうかなと思います。

前回の記事はこちら。

前回までで入院~陣痛~出産~までの流れを書いてみました。

妻と息子が退院するまで、そして退院して家に帰ってきてからのお話は後日書くといたしまして、今日は「妻が妊娠中及び出産のために入院する際、さらには入院している間、最後に退院するまでにやっておきたいこと」を僕なりの「父親目線」で、何回かに分けて書いてみたいと思います。

もちろん「僕はこうやってました」というだけで、これが「父親マニュアル」ではありませんので、「これが抜けてる」「なんだこんなこともやってないのか」等のお叱りはご容赦ください(^_^;)

◆今回は妊娠中に気を付けたことを書いてみます。
・主に食事に気を配りました

妊婦さんの状態といいますか、人それぞれに「症状」が違いますので何とも言えませんが、うちは比較的つわりが重いほうでしたので、とにかくできる限りの家事を行い、身体を休めてもらえることを最優先しました。

中でも「料理」ですね。

幸いにしてといいますか、僕は比較的一人暮らしの期間が長かったですし、かなり昔となりますが厨房で仕事をしていたこともあり料理が苦にならない(むしろ大好き)なのでこの辺りも人によっては様々でしょうが、最も心掛けたのは家事、中でも「妻に何を食べてもらうか」でした。

一般的に言われるように、妻も大きく味覚が変わりまして、大好きだったお肉が一切食べられなくなったり、お出汁の味がダメになったりで食べられるものが限られてくる中でいかにして栄養を摂ってもらうのか、ここが一番神経を使いました。

といいますのも、この妊娠中の期間に母親が「どのような栄養を摂るか」で、お母さんの栄養はもちろん、お腹の中にいる赤ちゃんの栄養状態や発育、さらには産まれた後の赤ちゃんの「健やかさ(落ち着きがあったり、夜泣きがすくなかったり等、いわゆる手がかからない赤ちゃん)」に大きく関連すると考えていたからです。

具体的には、タンパク質を多めに摂ることと、代謝のためのビタミンを過不足なくとること、さらには鉄分が不足しないように注意することと、あとは糖質を必要なぶんだけ確実に摂るというところです。(糖質の過剰摂取には、妻本人もかなり気を遣っておりました。ここら辺も頭が下がります。)

タンパク質ですが、例えば鶏胸肉や豚肉などの肉類から摂れれば手っ取り早いのですが、妻の場合はお肉がほとんどダメになりましたので、お豆腐やお魚(特にホッケ)などを中心に摂取し、その他、特に重宝したのは「パスタ」ですね。

パスタって意外とタンパク質あるんですよ。(100gでタンパク質約11.2g)

ナポリタンやカルボナーラ、シーフード系のパスタなど、簡単でしかもしっかりと食べられるので妻が妊娠中はパスタが食卓に上がることが多かったですね。

ここら辺は突き詰めすぎるとわけがわからなくなってきますし、完璧な栄養食を提供することなんてほぼ無理ゲーなのですから、僕の場合は「迷ったら旅館の朝食」をキーワードにして、ご飯、お味噌汁、お魚、納豆などの和食中心にして組み立てておりました。これに牛乳やヨーグルトでも食べれば十分ですからね。

「旅館の朝食」、使えるのでよろしければぜひ(*^^*)

あとはビタミン類ですが、やはり基本となるB1,B2,B6を中心に、カルシウムと相性の良いビタミンDや葉酸などを意識しました。

もちろん、食事から摂るのが一番ですが、「足りないな」と思ったらサプリメントで十分補えますし、特に鉄分や葉酸などはサプリ中心でも全然良いと思います。(ここら辺は妻が意識して自発的に積極的に摂っていました)

あ、鉄分ですが、含有量が多いからと言ってレバー類の摂りすぎには気を付けてくださいね。同様に多く含まれているビタミンAは摂りすぎるとお腹の赤ちゃんに影響するといわれておりますので。

この辺りの工夫が実ったからかどうかは分かりませんが、息子はほぼ夜泣きもなく、ミルクが欲しい時以外はぐずりもせず(最近は抱っこをおねだりするようになりましたが。可愛い・・・☆)、ぐっすり寝て発育も良く、(今のところは)本当に良い子でいてくれております(*^^*)

最後に、僕が勉強・参考にさせてもらった書籍を紹介しておきますね(*^^*)

次回は出産(入院)準備の辺りを書いてみたいと思います。

◆栄養


栄養素図鑑と食べ方テク もっとキレイに、ずーっと健康 [ 中村丁次 ]

◆赤ちゃんのための妊婦食


産科医が教える赤ちゃんのための妊婦食 [ 宗田哲男 ]

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