この「気まぐれ子育て日記」では、50歳の夫(私)と40歳の妻という世間一般からみると「高齢」の夫婦が親となり、我が家にやって来てくれた最愛の息子との奮闘記を、同じような境遇の方の参考に少しでもなるといいなという思いから、不定期ながらも徒然なるままに書いていこうかなと思います。
前回までの記事はこちら
◆祝!100日!
2021年5月26日、スーパームーンの日に3474gで産まれてきてくれた息子がめでたく100日を迎えることができました(*^^*)
体重も7キロとなり、僅か100日で倍の体重とかなり順調に成長してくれております。
この御時世なので自宅でのお祝いとなりましたが、逆にそれもまたよし、ホンワカとした時間で結果オーライでした(*^^*)
いやーしかし感慨深いですなぁ。
あんなに小さかった子が(今も十分小さいですが)もう7キロにもなって・・・
このお祝いの2日後、つまり102日目には始めての寝返りもうちましたし、意思表示もしっかりしてきましたし、手足の力もかなり力強くなってきましたし、もうですね、この子の成長をみられるのであれば何を犠牲にしても微塵も惜しくないですね(*^^*)
で、ここから少しだけ真面目に書いてみますと、こうしてだんだんと可愛くなってきますと、親のほうが勘違いして、まるで自身の持ち物ではないですが、自分の思い通りの可愛さを求めようとしがちなんですね。
こうしてほしい、ああしてほしい、これが可愛い、あれが可愛い・・・
これは気を付けないと、子供の心情・感情を無視して、「単に親である我々が満足したい」というところで子供に接してしまいがちになってしまうんですね。
当たり前ながら、子供は親のものではありません。
1人の立派な人格で、ただ、今は生きていくための知恵や力がないので親である我々がサポートしているだけで、我が子だからといってこちらの思い通りになんて動いてくれるわけがないんですよ。
『バカの壁』の著者「養老孟司」氏が「子供は自然。大自然が人間の思い通りになんてならないように、自然である子供が親の思い通りになんて動くわけがない。現代は都市化して、自然というものを排除してきた。だから自然である子供が減ってきている。」という主旨を書いておりましたが本当にそう思います。
ではどうすればいいのか。
単純です。
そのままを「受け入れて、彼を認める」ということです。
もちろん、我々親の役割と言いますか唯一にして最大の仕事は「子供が1人でも生きていけるように導く」ということですから、彼が生きていく上で不利になる、不都合になるような振る舞いをした時には訂正をしていくことをしなければなりませんが、しかし、その時も「怒る」のではなく「諭す」もしくは「教える」という態度で、なぜ君に注意しているのかをきちんと説明することが必要だと思っておりまして、それをやるためにも、例えば「子供は自分のもの」だと思っている場合は「なんでこんなことをするんだ!」「何で言うことをきかないんだ!」と怒りの感情が支配すると思いますが、しかし、「子供は自然。我々の思い通りに動いてくれるわけがない」と思っていると、怒りの感情よりも「この行動を放置してしまうとこの子が不利になるぞ。ちゃんと伝えなければ」という心配する感情の方が強く働きますので、結果として、親も子供も両得、Win-Winになるのかなと考えております。
この辺りの考え方は、僕自身のスクールの特にお子さんのレッスンでも用いている考え方でございまして、よく僕は「褒め上手」と評していただけるのですが決して野放しに褒めているのではなく、難しいことにチャレンジした時とか、それが上手く行かなった時などは特に「チャレンジしたことそのことが凄い」と思いますのでそこを評価しているだけでして、単に「褒めて伸ばす」ということではないんです。
1番カッコいいのは、失敗を恐れずにチャレンジしていること。
それができたのだから君は凄い!
え?失敗したからカッコ悪い?
とんでもない。
1番カッコ悪いのは失敗を恐れて何もしないことだよ。
だから俺は君を誇りに思う。
よくやった!
おっと、少し話が逸れた感はありますが、ともあれ、我が家に来てくれた宝物がより輝いてくれるように、今後も(てか一生)しっかりと見守っていきたいと思います(*^^*)
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