おはようございます!
新元号も「令和」に決まった翌日、世間はすっかり春だと申しますのに、こちらニセコではなんと積雪でございます。
4月2日7:45頃。ネコの足跡が可愛らしいです。
2月の中旬から約1か月、ほとんど雪が降らない時期があり、今年の春スキーはあまり期待できないねぇなんて話していたのが嘘のようでございます。
ともあれ、これでスキー場の「寿命」も各段に伸びましたので、残雪たっぷりのニセコにぜひ遊びにいらしてください(^^)
さて、本日は去る3月31日に開催いたしました「宮田茂元SAJデモンストレータースペシャルコブレッスン」のレポートをお届けしたいと思います。
開催いたしましたのはこちら。
多くのお客様で賑わう「札幌国際スキー場」でございます。
国際は本当にいろいろとイベントを開催したり、サービスデーを設定するなどして「スキー客に優しいスキー場」として、特に地元の札幌市民の方や、近隣の道内客に支持されているスキー場でございます。
さて、今回ご参加いただきましたお客様は5名様。
道内では遠く函館から、そして中にはニュージーランドのトレーナー資格を持つスーパーエキスパートスキーヤーまで参加していただきました。
準備体操を終え、早速コブ斜面へ!
参加された皆様は「とりあえず整地から練習して・・」という予想だったようですが、そこは達人、いきなりコブ斜面へといざないます。が、もちろん最初は安全な速度でセーフティーな滑りから入ります。ホッと一安心。
この日のメインテーマは2つ。
「脚の運動」と「上半身のキープ」。
後傾とはどういう状態か、脚を伸ばすとはどういうことかなど、普段、何気なく運動している動きも、その「意味」をしっかりと理解するだけでこんなにも滑りのイメージが変わるんだということに驚きます。
そしてこの動きの「タイミング」も非常に重要な要素であることを教えてくれましたが、ここでまた目から鱗。
「え?そうなの?」という驚きがここでも炸裂しました。
が、宮田講師によれば、「これは極々基本的なことで、コブを滑る上で欠かせない土台となる部分」とのこと。
うん。凄い。
もう一つのテーマは「上半身のFL方向へのキープ」。
これはコブを練習する際によく意識する部分だとは思いますが、じゃぁそれを実際に滑って時にきっちりとやるためにどうすればよいのか、ここをしっかりと教えてくれました。
ここら辺の「秘密」はご参加いただきました方の特権ですのでここで詳しくは書きませんが、ヒントとしては「ストックワーク」です。これだけでもコブの中での動きは劇的に変わります。
では早速、それらの動きをコブの中で実践していきましょう!
僕は撮影しながら皆様の滑りをずっと見させていただきましたが、上記2点を確実にやっていこうと意識するだけで、コブの中での動きが見違えるように良くなっていったのが手に取るようにわかりました。
結論。
やはり「基本のないところに応用なし」。
「基本」という言葉が適切でないのなら、「共通項」とでも申しましょうか。
ともあれ、これら「基本」を滑りの土台としてしっかりと磨き上げ、築き上げることこそが、宮田講師のような「スペシャル」な滑りへと繋がる唯一にして無二の方法だということが心から理解できた1日でございました。
ご参加いただきましたお客様、宮田講師、本当にありがとうございました!
※大好評につき、また来シーズンに開催する予定ですので、その際はぜひご参加ください。