【感動】スキーをやっていて良かったと心から思えた時間

おはようございます。

ニセコはすっかり雪まみれとなっております。

12月の中旬から定期的に大寒波が襲ってきておりまして、今日から明日(25日から26日)にかけてまたまた大荒れが予想されております。

我々「滑り手」にとっては嬉しい部分もありますが、しかし、「生活」という面で考えると除雪には大変な労力が必要となりますので、何事も「ほどほど」で収まるように願うばかりでございます。


さて本題。

先日、かなり嬉しい出来事がありまして。

今年は諸事情で途切れてしまったのですが、昨年まで、12月のこの時期には京都産業大学基礎スキー部の北海道合宿のコーチとして関わらせてもらっていたんですね。

その中の選手の一人で10年前に一緒に練習した選手がいるのですが、彼は卒業して大学の職員となり、今はコーチとして部に関わっている人で、一昨日、「久しぶりに北海道合宿についてきましたのでお会いできませんか?」と連絡を受け、僅かな時間ですが会ってきたんですね。

ひとしきりの雑談のあと、彼が神妙な面持ちで

「実は大西さんにお見せしたいものがありまして・・・」

と何やらリュックをゴソゴソと・・・

そして見せてくれたのが、額に入った一枚の賞状だったんです。

それは、彼が在学時代に一番の目標としていたという、学生の基礎スキーヤーにとって最大の目標となるであろう「岩岳」の個人入賞の賞状で、これを、どうしても直接見て欲しかったといって僕に差し出してくれたんです。

LINEやメールでお見せすることもできましたが、どうしても直接みていただきたかったんです。

早く見ていただきたかったのですが、なかなかタイミングが合わなくて。

大会は10年前に終わってますが、これを直接大西さんに見ていただくまでは区切りがつきませんでした。

これでやっと全てが完結しました。

大西さん、本当にありがとうございました。

といって涙を流してくれてね。

もうね、俺、こういうのに一番弱いんですよ。

ここで俺も泣いたらだめだと思い必死で堪えましたよ。

こちらこそありがとうだよ。

10年も思ってくれていたんだね。

こういう出会いがあるからこその「スキー」なんだね。

ほんとスキーをやっていて良かったよ。

このコロナが落ち着いたら一杯やろうぜ。

本当にありがとうね。

なんて答えてね。

彼が10年も思っていてくれたこと。

たかだか僕のような奴に涙まで流してくれたこと。

スキーが縁を繋いでいてくれていること。

本当に全てのことに感謝です。

今現在も、沢山のお客様とご縁をいただいて、ここに書ききれないくらい同じような感動と喜びを頂いております。

僕ができることといえば、スキーというスポーツを通して、お客様の「楽しい!」のために尽力することくらいですからお客様にはあまり還元できていないのかもしれませんが、これからも精進の手を緩めず進んでいきますので、皆様、今後ともよろしくお願いいたします!

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