ジュニアスポーツに携わる我々大人が心得ていたいこと後編

おはようございます!

放射冷却でしょうか、かなり冷え込んだ朝でございます。

しかしながら週末は日中の最高気温が17~18度にもなるそうです。
秋が土俵際で粘っている感じですね(^^)

さて、本日は昨日の続きを書いてみたいと思います。

主題といたしましては、「ジュニアスポーツに携わる機会の多い我々大人が、この年代の子供たちはどう考えどう動くのか。そこに向けて接する我々は何を心掛けていればよいのか」を、もう少し真剣に考えていかなければいけないなというところでして、それをスイスサッカー協会の素晴らしい取り組みを引き合いに出して考えてみたというところまで進んでおります。

で、続きでございますが、昨日の「過剰な応援により子供たちを逆に傷つけてしまっている保護者」「声掛けでサポートしているつもりがついつい感情的になり『口出し』や『怒声』に繋がっている保護者」へ向けて警鐘をならした、スイスサッカー協会のキッズサッカー用に掲示された文章の他に、実はもう一つ「素晴らしい」と思える文章が同じスイスサッカー協会から出されておりますので、そちらをご紹介させていただきます。

それがこちら

Fユース(U-9)の子どもからパパへの手紙
パパ、パパがこないだピッチの外に置いてあったゴールによじ登ってレフェリーに文句を言ったでしょ。あの時、僕はすごく頭にきて泣きそうになったんだ。あんな怒り方、今まで見たことなかったよ。たぶん、レフェリーが間違ったんだとは思う。でも、僕がたとえパパの言うように「レフェリーのせいで」試合に負けたんだとしても、そんなことはどうでもよくて、僕はとっても楽しかったんだ。わかってほしいんだ、パパ。
僕はプレーしたい、それだけなんだよ。僕は楽しみたいんだ。だから、僕がプレーをしているときには、「パスしろ!」とか「シュートだ!」とか、叫び続けるのはやめて。パパの言うことはあっているのかもしれないけど、僕が緊張してしまうんだ。
パパ、もう一つあるんだ。試合中にコーチが僕のことを交代させても、怒らないで。僕は、ベンチにすわってみんながプレーしているのを見るのだって楽しいんだよ。僕らは大勢いるし、みんながプレーしなきゃだめでしょ。それから、僕にサッカーシューズをきれいにするやりかたを教えてくれる? 僕のなんだからパパがやってくれなくていいんだ。僕が自分でできるようにならなきゃいけないんだよ。それからスポーツバッグは僕が自分で持ちたいんだ。バッグにはチームの名前が書いてあるから、僕がサッカー選手だってまわりのみんながわかるだろ? 僕、それが好きなんだ。
パパ、お願い。試合の後にママに「今日は勝った」とか「負けた」とかって話すのはやめて。ママには僕がとっても楽しんでいたって伝えてほしいんだ。それから、僕がすごいシュートを決めたから勝った、って言うのもやめてね。だって、そうじゃないんだもの。僕がシュートを決めたのは、仲間が僕に良いパスをくれたからなんだよ。勝ったのは、僕らのチームのゴールキーパーが必死に相手のシュートを防いでくれて、チームの仲間が全員でせいいっぱいがんばったからなんだ。(コーチが僕らにそう教えてくれるんだ)怒らないでね、パパ。
こんなことを書いてしまったけど、僕、パパが大好きなんだ。練習に遅れてしまうので、これでおしまいにするね。練習に遅刻すると、今度の試合にはじめから出してもらえないんだよ。
じゃあね。

いやはや・・・こんなにも的確な指摘があるでしょうか。

これを読んで僕が思いますのはたった一つ。

「子供たちは”一人の人格”であって親の所有物ではない」

ということです。

子供は、生まれてきてくれた時点で一人の立派な「人格」ですが、いわゆる「世間」を生き抜く知恵や知識が足りないので我々大人はそれを「手助け」する必要がある。しかし、それを「押しつけ」たり「強要」したりする権利があるはずはなく、そこを「子供は親の所有物。言うことを聞いてあたりまえ」と間違えてしまうから「指示」や「強要」などの強い口調になってしまうのではいでしょうか。プレーをしているのは「自分」ではなく「子供」ですからね。

スポーツの現場における「プレー」もさることながら、子供たちが振る舞う行動にはそれぞれに「意味」があるはずです。なので我々は常に「子供目線」を忘れずに、そして心の底から彼らをリスペクトして、子供たちはいま何を「困っている」のか、そして何を「言えずにいるのか」を見抜くスキルを身につけていかなければいけないのではないでしょうか。

僕も指導者としてまだまだ、まだまだ。
精進します!

子供たちが曇りのない笑顔でスキーを楽しむ姿を早く見たいです(^^♪


ジュニアスポーツコーチに知っておいてほしいこと

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