こんにちは!
なかなか雪が積もらないニセコさんでございます。
昨晩なんかは大粒の雨となりまして、今日ゲレンデへ行ってみますと、山麓付近はかなり融雪が進んでしまっておりました。
とはいえ、そこは底力のあるニセコさんでございます。
標高800メートルより上のコースはまるで別世界のように良い雪で楽しむことできますので(もちろんハイシーズン並みとはいきませんが)、皆様、あまり悲観的にならないでくださいね(*^^*)
さて、久しぶりとなりましたが更新を進めてまいりましょう!
本日はですね、最近出会ったかなり面白くて勉強になった本をご紹介させていただきたいと思います。
ということで本日ご紹介させていただきます本はこちら!
その革命的な分かりやすさで爆発的に売れているという経済を学べる本「目からウロコが落ちる 奇跡の経済教室【基礎知識編】」「全国民が読んだら歴史が変わる奇跡の経済教室【戦略編】」という2冊でございます。
僕は全くの経済音痴でして、今までも「大人としてせめて概要くらいは知っておかなければ」という思いから何冊か本を購入して勉強しようと試みたのですが、しかし、今まで読んだ本では専門用語の解説が不十分だったり、読者側にある程度知識があることを前提に書かれていたりで全て挫折していたんですね。
しかしここ最近、株や投資に興味が出てきたこともあり、もう一度経済とはなんぞやということを勉強してみようかなぁという思いで本を探しておりましたところ、好意的なレビューが多く評価も高いこの本を見つけましたので、まぁダメ元でもいいからとりあえず買って読んでみるかという軽い気持ちで購入しましたらこれがなんと大当たりでございまして、一気に読了してしまったんです。
「貨幣とはなにか」
「銀行がお金を創造する仕組みとは」
「インフレとデフレとは」
「国の借金という大嘘」
「消費増税がどれほど国民を貧困にするのか」
「自国通貨を発行できる国にデフォルトはありえない」
など、トピックの一部を抜粋しただけでもかなり興味深いものとなっているんです。
で、肝心なのはここからでございまして、僕のような超が付くど素人でも、この本を読むだけで、今、日本が置かれている(というか現政府によって貶められている)状況を把握できますし、MMT(現代貨幣理論)という一見小難しい理論も「なんだ。当たり前のことじゃん」と気づかせてくれるのですが、それはとりもなおさず、著者が小難しい専門用語や理論をほとんど使わず(流れ上使わざるをえない場合などは、これでもか!というくらい何度も説明してくれております)平易な言葉解きほぐしてくれているからなんです。
これはそのまま僕の仕事にも直結する大切な部分でござまして、スキーというスポーツを楽しむために必要な身体の動きやスキーの動きの難解な仕組みをどれだけ平易な言葉で解きほぐすことができるのか、そしてそれを伝えるためにはどういう順序で進めていけば良いのか、さらには「結局なにが言いたいのか」という着地点をそれだけ明確に設定できるのかなど、もうですね、人に何かを伝える際に必要な要素が凝縮されているんです。
お客様が知りたいことをまず伺って、そこに到達するためには何が必要かをしっかりとはじき出す。
瞬時にそこに至るまでの道筋を考える。
そのためにも事前に「何から初めて、その次は何をして、その結果としてこうなるから、最終的にはこうなる」というプランを必ず持っておく。
途中で道筋が逸れても、遠回りしても、かならずお客様が求める部分を伝えきる。
このように、このまさに「奇跡」の分かりやすさで経済をときほぐしてくれている本を読んで、日本の今の状況や経済の仕組みの概要が理解できただけではなく、本業における「分かりやすさとはなにか」という命題を考える上でも大いに参考になる本でございました。
最後に、このYouTubeチャンネルで解説されている「三橋貴明」氏も驚くほど分かりやすく丁寧にMMTを基盤にした経済とそれに伴う日本の今を解説してくれておりますので、興味のある方はぜひご覧ください(^^)(タイトルは刺激的ですが、決して攻撃的に批判するものではなく、あくまでも経済を勉強するチャンネルですのでご安心を)
※順番としては「奇跡の経済教室」を読んでからYouTubeをご覧いただくと更に理解が深まります(^^♪