【読まず嫌いはもったいない】これはお勧めしたい一冊。西野亮廣著『夢と金』

おはようございます!

本日はレッスンがキャンセルとなり時間ができましたので、久しぶりにお勧めの一冊を紹介させていただこうかなと。

では早速。

本日ご紹介させていただきます一冊はこちら!

もはや「お笑い芸人」という括りでは語りきれなくなったキングコングの「西野亮廣」氏が著した「夢と金」という一冊でございます。

僕がこの本を手に取るきっかけとなったのはですね、ちょっと恥ずかしい話となるのですが、僕自身、いわゆる「お金の知識」というものをほとんど勉強しないままに大人になってしまいまして、今になってその大切さに気が付くも、やはり「時間」という観点からは資産形成は資産運用という部分で非常に不利な状態であるということを勉強すればするほどにわかってきまして、これはいかんと、まだまだ可能性の塊である息子には、せめて少しでも正しいお金の知識を伝えてあげたいという一心でいろんな書籍を読み漁っておりまして、その一環として、帯に「親子で学ぶお金の知識」という文言があったという「だけ」で購入したんですよ。

正直、期待しておりませんでした。

多くの皆様が思っているであろう「専門職でもない人がお金について語ったところで・・・」くらいの、半信半疑よりもう少し低い期待度でページをめくったのですが、これがなんとなんと、冒頭から一気に引き込まれる言葉の連打でございまして、先入観がマイナスに動くことがこれほどまでにもったいないことだったのか(つまり、何事も、やってみなければわからない、実際に経験してみないことにはわからないということ)ということを痛感させられると同時に、西野氏の多才さといいますか、視点の広さ、想像力の豊かさ、それになんといっても「実行力」の凄さに圧倒され、そこからは一気に読了してしまいました。

これ、ここで中身を書くと野暮になってしまうので詳細は書けませんが、僕がなによりも心打たれましたのは最後の「あとがき」に書かれた西野氏のメッセージでして、

「お金の問題から目を背けるな。家族を守りたいなら、チームを守りたいなら、お金について話し合う時間を作れ。父親なら、母親なら、先生なら、子供たちにちゃんとお金の話をしろ。」

という西野氏の熱い語り口で書かれた一文でございます。

この抜粋した部分の「語尾」だけを捉えますと、いかにも偉そうな上から目線の言葉に感じてしまうでしょうけれど決してそうではなく、全文を読んでいただければこの語尾が読み手に対する西野氏の「優しさ」であることがすぐにお分かりいただけるかと思いますので、本当に全文を読んでいただきたいです。

世の中には、綺麗ごと「だけ」ではな乗り切れない「壁」が、それこそ無数に立ちはだかっております。

僕がここ4~5年の間に、それこそ金融や経済の勉強をしているのは、まさに「今更」ですがこの「壁」たちにやられてきたことに対する「リベンジ」でもあり、この資本主義社会(日本はだんだんと社会主義的になってきていると感じておりますが・・・)の荒波を左団扇で乗り切っていく手段があるんだということに気が付いた以上、先が短いなんて言ってられるか!今からでも遅くないんじゃ!という憤慨から派生したプラスのモチベーションがその原動力となっていることは確かですが、それ以上に、やはり、息子には、この先、ますます暮らしにくくなっていくであろう社会の津波を乗り越えていける「防衛手段としての知識」を伝えていけるようになりたいというのが本音ですので、僕が言うのも説得力はありませんが、ぜひ、子育て世代の親御さんには手に取っていただきたい一冊でござます。

知識は武器です。

己を守ってくれる鎧でもあります。

しかし、お金に関する知識って、本来「最重要項目」として位置付けらてもいいはずなんですが、日本の教育は全くそこに触れておりません。

だったら、自分から求めていくしかありません。

そうだ!「本」があるじゃないか!

という、そんな「当たり前」のことを気づかせてくれる、また、「その気」にさせてくれる秀逸な一冊でございました。

西野さん、素敵な本を著してくれてありがとうございます。

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