北大エレガントスキー部秋季陸トレ

おはようございます!

爽やかな秋空が広がるニセコさんでございます。

先日のブログでも掲載しましたが、羊蹄山の紅葉も日に日に深まってきております。

こうなってくると後は雪で白くなるのを待つばかり。

「その日」が来るまでワクワクして待ちましょうか(^^♪

そんな秋が深まる一昨日の日曜日、昨年から何かとご縁をいただいております「北海道大学エレガントスキー部」にお声掛けいただきまして、秋の陸トレに講師として参加してまいりました。

今日はざっくりとではございますが、その時のレポートをお届けしようかなと思います。

トレーニングは大きく前半と後半に分けてメニューを組みました。

アップメニューの一つ「スクワットジャンプ&ダッシュ」。この辺りから強度が高まってきます。

前半は様々なダイナミックストレッチで身体に刺激を入れながら動ける状態を作るメニューでしたが、やはりといいますか、今まで見てきた多くの学生選手が当たる壁「タイト・ハムストリングス(モモ裏の硬さ)」に苦労している選手が多く見受けられました。

この辺りのブラッシュアップは、パフォーマンスレベルの向上もそうですが障害予防のためにもぜひ時間を割いて取り組んでほしい部分でもあります。

さて、僅かな休憩時間の後、メインの後半、いわゆる「ファンクショナルトレーニング」の開始でございます。

まずはこれ。

今回はジャンプ系をメインにして、シーズンが迫ったこの時期(少し遅いくらいですが・・)に少しでも下半身の反応や強度の強化を狙ったものを多めに組みましたが、先日のグレステン合宿の際に見た動きから「上半身の捻じれの負荷に対する強化」も必要と判断したためにこの「ダイアゴナルアッパースロー」で刺激を入れました。

やはり男子選手でも10キロの重さとなると辛そうでした。

どんどんいきましょう。


リズムジャンプ&ターン。

外部から手拍子のリズムを与えられることで動きのタイミングを制限、その中でジャンプやターン、脚の動きを確実にこなしていくことで、入力と出力の統合を狙ったものです。

もちろん空中での姿勢を安定させる体幹部の仕事や脚のバネなんかもターゲットです。

これ、意外と多くの選手が混乱してました。

お次はこれ。

ラテラルステップ・シングルレッグバランス。

ターン時における「方脚支持」の安定性を狙い、主に中殿筋を狙って刺激を入れていきます。

肝心なのは、方脚支持の際に必ず3秒間静止すること。

これがなかなか難しいのです。

このトレーニングは場所を問わず、しかもミニハードル等の道具がなくても行えますので、時間があれば常に取り組んでもらいたいメニューです。

まだまだありますよー。

シャドーイング・スプリットスクワットジャンプ。

対面の人の動き通りにジャンプする、反応+下半身強化を狙ったトレーニングです。

この時はセットを30秒でやりましたが、30秒でもみなさんかなりきつそうでした。

こんな感じでございます。

他にもまだメニューをこなしたのですが、写真がありませんので今回はこれくらいのご紹介とさせていただきます。

スキーは能動的に身体を動かす部分と、外からの力を受け止める受動的な身体の使い方をする部分が短い時間で繰り返し訪れますので、筋トレなどの単一方向へのトレーニングだけにならないように、多方向に動ける身体を獲得を目指した今回のような「ファンクショナル」なトレーニングにも積極的に取り組んでほしいと思います。

選手のみなさん、動きが良くなってきているので、シーズンインまでの残り時間、しっかりと追い込んでくださいね\(^o^)/

次回のトレーニングは10月下旬です(^^♪


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